3軸トゥールビヨンを3Dプリンターで作る!?
2016年7月22日 (news)
1000万円を超えるような高級腕時計なんかに使われている
トゥールビヨンという機構をご存知でしょうか?
これは時計にかかる重力や姿勢差による影響を解消するために
考案された、非常に複雑な機構です。
中でも3軸のトゥールビヨンという機構の動きは素晴らしく、
この複雑な機械の動きは何時間でも見ていられそうですね。
この3軸のトゥールビヨンを3Dプリンターで再現してしまった方が
いたのでご紹介します。
それがコチラ。
映像をみて分かると思いますが、ほとんど部品が3Dプリンターに
よって作成されていますね。
金属部品は、シャフトやボールベアリング、ネジくらいです。
動力源であるゼンマイバネも3Dプリント製です。
部品点数は34個で、infillが20%、全てPLAで印刷しているそうです。
組立て自体は1時間程度で出来てします層です。
かつては世界で10人の時計職人しか作れない、なんていわれていた
複雑なトゥールビヨンですが、自分で組み立ててみると仕組もわかって面白そうですね。
3Dデータはコチラで公開されていますので、ご興味のある方は試してみてください。
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