100倍速く印刷できる3Dプリンター!Carbon3D

2015年3月23日 (news)

3Dプリンターはラピッドプロトタイピングの手法として製造業ではよく使われ
高速で試作するにはもってこいの工作機械です。

ただしのこの”高速”というのはあくまで従来の製造方法に比べればの話。

一般の方の感覚で言う”高速”とは若干感覚が変わってくるんじゃないかと思います。

“高速”に製造できる3Dプリンター

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例えば直径51mmのこんな球体モデルを作ろうと思うと、
光造形3Dプリンターでおよそ11時間30分。

“高速”という言葉の響きからくるイメージと比べれば
大分時間が掛かるように思われるんじゃないでしょうか?

 

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この”高速”を文字通り実現する3DプリンターがCarbon3D。

 

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先ほどの3Dモデルを印刷するのに、
光造型機(SLA)では11時間30分 必要としていましたが

Carbon3Dはたったの6分30秒で印刷すること出来てしまいます。

積層の跡のない綺麗な3Dプリント

スピードだけでになく、さらに驚きなのが印刷の綺麗さです。

 

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通常の3Dプリンターだと1層ごとに積み立てていくので
どうしても積層の跡が残ってしまいます。

Carbon3Dはこの積層の跡をほとんどつけることなく印刷が可能です。

 

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これを実現しているがCLIPという印刷技術。

なんでも液体の材料内での酸素量を調整することで
光硬化させない「デッドゾーン」を作ることができるようです。

この「デッドゾーン」のおかげで従来のように

1層ごとにストップして印刷。完了したら、また次の層を・・・

といったように 層ごとに印刷するのではなく、断続的に印刷すること
可能になったそうです。

断続的に印刷していくことで1層1層ごとの印刷痕も消え
表面のなだらかな印刷が可能になるという仕組のようです。

この積層痕のない印刷は見た目はもちろん、機械的な強度的にも
メリットがあると思われます。

 

このCarbon3D、現在のところ詳しい販売時期等はわかりませんが
このCLIPという技術が広まれば、ラピットプロトタイピングの手法に
大きな風を巻き起こしてくれるのではないでしょうか。

Carbon3Dの続報に期待ですね。

 

引用元

Carbon3D;