3Dプリンターの接続、Repetier・Slic3r の設定

2014年1月9日 (3Dプリンター)

こんばんは。WEEKEND MAKERS運営スタッフです。

前回完成した「printrbot Plus v2.1 KIT」を早速PCにつなげてみたいと思います。

とりあえず電源を入れて接続してみたところ・・・・
認識はするものの、ドライバがありません!!

ドライバのCDなんてものはついていないので、自動でドライバを見つけてくるのかと
若干期待をしていましたが、そんなに甘くはありません!

まずはドライバを探してみるところからスタートです。

printrbot のドライバをインストールしよう。

どうしたもんかと公式ページをうろうろしていると
printrbotサポートページなるものを発見しました。

このページの下部「Additional Notes:」にwindowsユーザーは
http://pjrc.com/teensy/serial_install.exe
をダウンロードしてインストールしてくださいね、とのこと。

「コントローラーパネル>システム>デバイスマネージャー」からエラーの出ていた
3Dプリンターのドライバをインストールして無事接続は完了です。

つづいてはプリントするためのソフトをインストールしましょう。

Repetier hostをインストールしよう。

3Dプリントソフトには無料のRepetier hostを使います。
Repetier hostをダウンロードしてください。

Repetier hostは無料の上にしっかり日本語にも対応しています!
設定方法はprintrbotサポートページの「Software Configuration」の項目にも掲載されてます。

インストールが完了したら早速開いてみましょう。

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まずは言語設定から。「Config > language > 日本語」を選択して日本語化しましょう。

130106b
つづいてRepetier hostでの3Dプリンタの設定をします。
画面右上のプリンタ設定をクリックしてください。

接続

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COMポートは、「デバイスマネージャー>ポート」で3Dプリンターのポート番号を確認して選択してください。
ボートレートは「250000」です。

プリント設定

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送り速度は、XY軸の移動スピード、
Z軸送り速度は、Z軸の移動スピードです。

ここの速度が早いほど造形時間は短くなりますが、速すぎると造形にミスがおこりやすくなります。
僕はそれぞれ「送り速度:1500、Z軸送り速度:100」に設定しています。

ホットエンド温度初期値はノズルの温度、
ヒートベッド温度初期値はベッドの温度です。

それぞれ210度、50度にしてます。

実際に3Dプリントする際は、スライサーで設定した設定になるので、ここでの設定は
あまり重要じゃないかもしれません。

「プリント後に待機位置に戻る」は3Dプリント終了後、ノズルの熱で完了地点の造形物は
溶けないように、待機位置に戻しています。

エリア設定

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ココでは3Dプリントができる最大のサイズを設定します。
printrbot plus では全て20cmに設定しています。
x軸が横軸、y軸が縦軸、z軸が高さです。

その他はデフォルトのままです。

これで一旦Repetier Host のプリンタ設定は終わりです。

Slic3rの設定

つづいて3Dプリントするオブジェクトを一層づつスライス状に変換するソフトの設定です。
printrbotのガイドの流れとあまり変わらないですが、数値などは多少カスタムしています。
現在も細かい数値は調整中なので参考程度にしてください。

それではスライサーの設定をしてみましょう。

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スライサ設定タブをクリック後、スライサの選択が「Slic3r」になっていることを確認して
「Configure」ボタンをクリックして少し待つとSlic3rが起動します。

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残念ながらSlic3rは日本語化に対応していないので英語のままの操作になります。
まずは上部タブの「Print Settings」を選択してください。

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「File > Preferences」のModeがSimpleになっているとSlic3r設定の左メニューが表示されないので
ModeをExpertに変更してSlic3rを再起動してください。

Print Settings

Layers and perimeters

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レイヤーのセッティングです。
「Layer height」は積層ピッチです。1層1層の高さを設定するところです。
一層づつの高さが低い(薄い)ほどカーブしている部分など綺麗になっていきます。
低く設定するほど綺麗に、3Dプリント時間はその分掛かります。

0.2で設定した場合は0.4で出力した場合の2倍時間がかる仕組です。

造形物の綺麗差と時間の兼ね合いで積層ピッチは基本的に0.2mmにしてます。

最初のテストでは0.3くらいから
テストしてみても良いと思います。(積層が薄いほど3Dプリンターの調整が難しいです。)

 

「First layer」最初の一層目の高さを設定できます。
ここ上で設定したレイヤーの高さとは別に設定できます。
一層目はあまり薄く3Dプリントしてしまうと出力台からはがれやすくなってしまいます。
0.3~0.4が良いレイヤーが出来やすいと思います。僕は設定は0.4にしています。
0.2mm以下だと土台に吸着させることも難しくなってきます。

infill

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造形物の中身の設定です。
「Fill desity」は中身の密度の設定です。0~1の間で設定できます。
「Fill pattern」は中身の造形の形です。honeycomb か rectilinear がお勧めです。

Skirt and brim

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スカートの設定です。
これは3Dプリントのする際に、フィラメントが直ぐに出てこないことがあるので
造形物の周りにテスト出力の円を出力することができます。

「Loops」で何周テスト出力するかを設定できます。
よっぽど小さいオブジェクトを3Dプリントする以外、1周あれば大丈夫だと思います。

Speed

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造形スピードの設定です。
僕は色々試した結果現時点では下記の通りに設定してます。

Perimeters
25mm
Small perimeters
25mm
External perimeters
50%
Infill
60mm
Solid infill
50%
Top sokid infill
100%
Support material
60mm
Bridges
60mm
Gap fill
20mm
Travel
110mm
First layer speed
10mm

スピードは遅いほうが、出力時間がかかってしまいますが、綺麗な出力ができやすいです。
特に「First layer speed」は最初の1層目の出力スピードなのでゆっくりにしたほうが、
ベッドにもしっかり吸着させやすいです。

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ここまで完了したら一旦設定保存をしてください。
保存先を選択できるので、調整する際に以前の設定を残したい場合などは
設定名を新たに入力して新規に保存してください。

「Print Settings」「Filament Settings」「Printer Settings」
のそれぞれ別々に保存することになるので注意してください。
3つ一緒にセットで保存はできないみたいです。

Filament Settings

ここからフィラメントの設定になります。

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「Diameter」はフィラメントの太さです。-0.05に設定するみたいです。
1.75mmの場合は1.7mmに、3mmの場合は2.95mmに設定してください。

Temperatureの「Extruder」はフィラメント射出ノズルの温度設定
「Bed」は出力台の温度設定です。

出力台ヒートベッドの温度を高く設定しておくとフィラメントの反りを
抑止しやすくなります。

PLAも若干反りますが、ABSはヒートベッドの温度設定をしておかないとガッツリ反ってしまいます。
現時点の設定は以下の通りです。

PLAの場合はExtruder190 Bed:80
ABSの場合はExtruder:230 Bed:100

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冷やすためのファンの設定です。
ここはまだ調整していないのでprintrbot公式の推奨のままにしています。

Enable fan if layer print time is below
70
Slow down if layer print time is below
20
Min print speed
15

ここでFilament Settingsタブの保存をしてください。
設定名を「PLA」「ABS」と2通り保存しておくとフィラメント交換時に便利だと思います。

Printer Settings

ここでは3Dプリンターの設定をします。Repetier Host でのプリンタ設定とほぼ同じ設定です。

General

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「Bed size」 は最大造形可能サイズと一緒です。
「Print center」はベッドの中心なので上の半分になります。

Extruder

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射出ノズルの設定です。
「Nozzle diameter」はノズルの口径を入力してください。

ここでPrinter Settingsタブの設定を保存してください。

 

これでスライスソフトのSlic3rの設定は完了です。

次回実際に3Dプリンターを動かしながら、調整の方法や実際にプリントアウトに挑戦します。