3Dプリンターの材料費はいくら?

2014年12月23日 (3Dプリンター)

最近の家庭用の3Dプリンターは、結構安いものが増えてきて
10万円を切る3Dプリンターも珍しくありませんね。

だいぶ安くなってきたので、そろそろ購入したいな~と思っている方も
少ないないんじゃないでしょうか。

しかし気になるのが、3Dプリンターを購入した後の維持費。

本体の値段は安くなってきたけれど、印刷に使う材料費はどれくらいかかるの?
というご質問もちらほらいただきます。

そこで今回は3Dプリンターの維持費として、材料のコストについてご紹介したいと思います。

3dプリンターの材料費っていくらぐらい?

abs_black

3Dプリンターで使用する材料はこういった樹脂を棒状に引き伸ばしたフィラメントを使用します。

主に使用されている素材はABSかPLAですが、このフィラメントであれば
メーカーや販売店にもよりますが、1kgでおよそ3000円~6000円程度の金額で販売されています。

じゃあこの1kgでどれくらい3Dプリントできるの?っというと
実はこれを説明するのは、中々難しかったりします。

1kgのフィラメントでどれくらい3Dプリントできるの?

質量保存の法則がある以上、1kgでどれくらい3Dプリントできるかといえば
答えは簡単、1kg分です。

ただし どのくらいの大きさのものが、何個ぐらい作れますか?
という質問になると、答えるのが中々難しくなります。

正直データや印刷設定による、っとしかいえなくなってしまいます。

これは何故かというと・・・

  • インフィルの違い
  • サポートの違い
  • 質量の違い

大体この3つの違いで3Dプリントに使う量が大きく変わってしまうからです。

インフィルに使う材料について

141223a

例えばこんな立方体を印刷する場合、

 

141223b

通常は中身をくりぬいた、中空状態で3Dプリントしていきます。
(一番外側の見える部分だけを印刷。)

 

141223c

ただし中身が空だと上部でフタをするときに
下に支えるものが何もないので印刷に失敗してしまいます。

そのためインフィルをつけて樹脂の橋渡し役をつけることで
印刷していきます。

このインフィルの必要な量は、3Dデータの形状によっても変化します。

 

141223d

たとえばこんな三角錐の形状であれば、インフィルが無くても
印刷できてしまいます。

サポートに使う材料について

140404c

3Dプリントするときに、下から1層1層積み重ねていくので
形状によっては印刷する部分が空中に浮いてしまっている状態に
なってしまいます。

 

140404g

そのため印刷した材料が下に落ちてしまわないようにつけるのが
サポートです。

このサポートも同じ材料で印刷しているので、
サポートを必要とするオブジェクトを印刷する場合、
サポートの材料分、余分に材料を消費します。

材料の質量の違いについて

ABSとPLAの質量の違いくらいであれば、特に気にすることはないと
思いますが、最近では金属を含むフィラメントなども販売されています。

そのため質量が大きい材質で3Dプリントする場合は、PLAなどと比べて
同じ1kgでも作れるオブジェクトの数(体積)は少なくなります。

3Dプリントに掛かる材料費は設定次第で変化する

中身の詰まり具合やサポートを付ける量・・・

こんな感じで、どんな印刷設定にするかによって
材料の消費量は変わってきます。

なので、たとえ「見た目」の大きさが一緒だからといっても

ひとえに

「この大きさなら~個作れます!」

なんてことは中々いえないのです。

次回、あくまで参考程度ですが 以前出力したものを使って
だいたいどれくらいの材料費が掛かるのかをご紹介していきたいと思います。